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花粉症Q&A。つらい症状を食生活で 改善しよう!!

ひときわ寒かった冬が去り、ようやく過ごしやすくなってきましたね。
暖かい春の光を浴びに、ウキウキと家の外に飛び出していきたいところですがそうもいかないのが花粉症持ちの方。
花粉症に悩む方にとって、春は憂鬱そのものです。

花粉飛散量は毎年増えている?!

日本国内の花粉飛散量は、過去10年間の平均飛散量が10年前と比較して2倍以上になっていることをご存知ですか?
花粉の飛散量は近年、増加傾向なのです。

そのため、最近になって発症したという人も多いのではないでしょうか。
花粉症は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった風邪に似た症状に、
目のかゆみと充血を伴います。
「これって花粉症?」と思ったら、早めに受診しておきましょう。

2012年の全国花粉飛散予測によると、
花粉症患者の多くを悩ませているスギ花粉の飛散時期は、日本国内で3月~4月上旬と予
測されています。
九州においては2月中旬から飛散が開始。
花粉症持ちの方にとっては、今しばらくつら~い時期が続きそうです。

花粉症患者の常識!花粉症対策Q&A。

さて、花粉症は、患者数が多いということもあり、
大変メジャーな病気。
多くの情報があふれかえっているのが現状です。
「一体どの情報を信じて実践すればよいのか分からず、
結局なにもできていない…」という方も多いのでは?
そんな方はまず、花粉症の基本をおさえておきましょう。

  • Q.花粉症は症状が出てから治療すればよいですか?

    毎年、花粉症でつらい思いをしている方なら、症状がでる前や軽いうちから治療を開始する「初期療法」をおすすめします。

  • Q.雨・曇りの日は花粉飛散が少ないというのは本当ですか?

    雨の日は花粉の飛散量が少ないと思われますが、雨の翌日は雨で落ちた花粉が乾いて再び飛散するので、飛散する量はかえって多くなります。曇りの日も、風の強い日は注意しましょう。

  • Q.どんな服を着ていても、症状に関係ないですか?

    ウールなど花粉がつきやすい素材は極力避けたほうがよいでしょう。特にコートなどはすべすべした素材がおすすめです。
    女性の場合は首筋をガードするスカーフの使用も効果があります。静電気は大敵です。

スギ花粉の時期でもないのに鼻水が止まらない!?
スギの木がないのに目がかゆい…

こんな症状が見られる方は、スギ以外の植物の花粉症かもしれません。
花粉症患者のほとんどがスギ花粉に悩まされている一方、実は日本には、スギ以外にも多くの樹木花粉症が存在しています。
その樹木は以下の通り。

もうイヤ!この花粉症、なんとかしたい…
ならば、食事を変えてみましょう

さて、花粉症の誘発要因となるのは、遺伝するアレルギー体質もあげられますが、やはり食生活や環境、ストレスといった生活習慣。
食事時間が不規則になったり、好きなものばかり食べたりして栄養が偏っていませんか?
こうした生活習慣が、体の免疫機能を変化させ、発症してしまうと考えられています。
つらい花粉症の症状を少しでも和らげるために、今すぐ食生活を見直してみましょう。

最大のポイントは、たんぱく質のコントロール。
おすすめ食材と組み合わせて

たんぱく質のとりすぎは症状を悪化させる可能性がありますが、全くとらないというのは考えもの。たんぱく質の中にもおすすめ食材はありますので、以下のおすすめ食材をうまく組み合わせて、良質なものを適量食べましょう。

  • ブロッコリー

    抗酸化作用のあるビタミンCが豊富。熱に弱いのでサッとゆでて。炎症やかゆみに有効です

  • 緑茶

    緑茶に含まれるカテキンは、症状を引き起こす物質を調整し、アレルギー症状を緩和する作用があります。濃い目に入れましょう。

  • かつお

    免疫機能を高めるビタミンB₆が豊富。加工品は避けて、新鮮な食材を。

  • やまいも

    独特のネバネバ成分が花の粘膜を強くしてくれます。
    どれも身近な食材なので、気楽にとりいれてみましょう。

一方、避けたほうが良い食材は
辛い物、アルコール等の刺激物…花粉症の方は、のどや鼻の粘膜に炎症が起こり、敏感になっています。そんなときに、このような刺激物を摂ってしまうと症状が一時的に悪化します。

簡単・手軽のおすすめメニュー「もずく納豆」

もずくと納豆は、最良の組み合わせ。
双方が持つ有益な作用を高めるとともに、不足しがちな栄養を補います。
そして納豆ともずく、ふたつのぬめり成分が、アレルギー症状を緩和します。

もずく独特のぬめりの正体は、水溶性食物繊維の多糖体であるフコイダン。
フコイダンは整腸作用が高く、腸内の悪玉菌や有害物質を排泄する効果や、
免疫力を調整する効力があります。
アレルギー疾患やがん細胞の増加を抑制する効果にも優れています。

そして納豆には、免疫力を左右するアルギニンというアミノ酸が豊富に含まれています。
納豆の中に含まれる納豆菌は、人体に有用な働きをする善玉菌を増やします。
さらに、もずくにはない良質なたんぱく質やイソフラボンという抗酸化成分も豊富です。

粉症を完治させるのは難しいこと。
けれども、症状を和らげる方法はいくつかあります。
まずは簡単・手軽にできるもずく納豆などを毎日の食事に取り入れ、食生活の改善を実践してみましょう。

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