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インフルエンザについて

今年もインフルエンザの季節がやって来ました。
ウイルスは目に見えないので、正しい知識と習慣でしっかり予防することが大切です。
インフルエンザの基礎を学んで、健康な冬〜春をすごしましょう!

まずはおさらい!インフルエンザの基本

  • 突然の高い熱と、強い全身症状
  • 伝染性が非常に強く、あっという間に人から人へうつり、
    広い範囲で流行する
  • 症状が激しく重症化しやすい
  • 肺炎や脳症などの合併症や持病の悪化を引き起こして、死に至ることもある

これらの事から、インフルエンザは慎重な予防対策と発生後の対応が必要で、普通のかぜとは区別すべき病気です。一般に、重症化しない限りは、症状はだいたい約1週間でおさまります。

特に高齢者や乳幼児は重症化(肺炎等の合併症なども)しやすいため注意が必要です。
インフルエンザによる死亡者のうち圧倒的多数を占めるのは、65歳以上の高齢者です。

インフルエンザの診断・検査

迅速な診断法として迅速診断キットというものがあり、
8分以内で結果を得ることができます。
検査は発症後(発熱後)8時間以上あけて検査することが望ましいです。

※その他にも、血清抗体検査、ウィルス分離検査、ウィルスの遺伝子を検出する検査などがありますが結果が出るまでに日数がかかります。

治療法

治療の基本は、症状を緩和するための対処療法と抗インフルエンザウィルス薬による治療です。抗インフルエンザ薬には、タミフル(カプセル)、リレンザ(吸入薬)、イナビル(吸入薬)、アピアクタ(点滴)などがあります。

今季のインフルエンザ流行予想はA型!

現在までに人の世界で発見されているインフルエンザウイルスは、A、B、Cと3つの型があり、中でも大流行を起こすのはA型です。
2012年/2013年のインフルエンザの症状発症による流行の主力も、前回シーズンと同様にこの「A型香港インフルエンザ」と予想されます。

予防接種すれば大丈夫!は間違いです。
大切なのは予防接種+日常的な予防対策!

毎年このシーズンになると気になる「予防接種」というキーワード。
主な効果はその名の通りインフルエンザ発症の予防なのですが、
感染を完全にシャットダウンするというものではありません。

また、ワクチンは毎年インフルエンザの流行型を予測して作られて
いるため、予測が外れた場合、さらに効果は低くなってしまいます。

…とここまでですと
「わざわざ接種しても感染するなら意味が無い」と考えてしまいたくなるのですが、
それでも健康な成人ではおよそ60%程度の発症を防ぐ効果があると考えられています。
また、ワクチンも毎年少しずつ変更されているため、可能な限りワクチンを接種することが望ましいですね。

予防接種+日常的な予防対策を組み合わせてインフルエンザをしっかり予防しましょう!

日常的な予防対策

  • 人ごみや繁華街の外出を控える
  • 外出時にはマスクを利用
  • 室内では加湿器などを使用して適度な湿度に
  • 十分な休養、バランスの良い食事
  • うがい、手洗いの励行事
  • 咳エチケット

予防接種ワクチンの持続期間ってどのくらい?

インフルエンザワクチンの効果の発現と持続時間には個人差がありますが、
一般的には接種後2週間ごろから5ヶ月間程度効果が持続するとされています。

例年だと日本では、
毎年11月下旬から12月上旬にインフルエンザのシーズンが始まり、
翌年1~3月にピークを迎えるので、12月頃までに接種を完了することが望まれます。

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