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タバコタイムズ Vol.05 タバコでストレス解消できるってホントなの?

今回のタバコタイムズは、喫煙でストレスが解消されるのか?というお話です。
喫煙者がタバコを吸う時の脳の働きを詳しく見ていきましょう。

喫煙でストレス解消?

よく喫煙者の方々に話を聞いてみると、「何故タバコがやめられないのか?」という疑問に対して『習慣になっているから。吸わないとイライラするから…』等の意見の他に、『ストレス解消法になるから』と答える方もいらっしゃいます。

はたして本当にタバコにはストレスを緩和させる力があるのでしょうか?
少し考えていきたいと思います。

  • 喫煙者の脳波を調べてみると、アルファ波という「癒しの脳波」が少ないことが分かっています。(これはニコチンの慢性的な影響と言われています)

  • 喫煙者がタバコを吸うとニコチンの作用でアルファ波が増加します。そのため落ち着きます。

  • ところがニコチンが切れてくる。そこでタバコを吸うと落ち着きます。

  • そこで脳は学習するのです。「アルファ波が減ってきた時に、タバコを吸うと、落ち着くな」 このサイクルが繰り返されるうちにタバコを吸うのが自然になってくるのです。次第に止められないと考えるようになってしまうのです。

  • 日常生きている中でイライラしたりする場面は多々ありますよね?アルファ波が減っている時が他にもいっぱいあるのです。例えば渋滞に巻き込まれてもアルファ波が減っています。しかし、脳の中から言えば、ニコチンが切れた時も状態も、渋滞でイライラした時も共にアルファ波が減っているわけで、この区別がつくかといえばつかないのです。だから吸ってします。解消した気になるわけですね。

つまりタバコが解消してくれているストレスとは、「ニコチン切れのストレス」に過ぎないということなのです。吸ってない方は分からないかもしれませんが、にもかかわらず喫煙される方々は次のように答えます。

『だって吸った時は落ち着くんだもん』これは錯覚ではありません。

上記で書いたように喫煙によって実際にアルファ波が増加しているのは間違いないのですが、こういう方々は非常に大切なことを見失っています。

それは身体的な害や周りの迷惑、金銭的な問題だけではないのです。
それはもともとタバコを吸っていなければ、アルファ波がニコチンの影響で減ったりすること自体がなかったということです。
イライラすることもなかったわけです。

思い込みで自分を見失っていませんか?
一時の気分しのぎではなく、本当にあなたのからだのことを考えてみませんか?

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